snowboard

スノーボード「初めて」から「カービング」への道のり

四十路を歩む雪彫親爺の戯言(遅咲きスノーボードインストラクターの覚え書き)

エッジのお手入れ

ダリング

「ダリング」ってなんなの? といった声をきくことがありました。

せっかくなのでダリングをはじめとするエッジの調整についてのリンクなどを簡単に纏めておきます。

エッジ

スノーボードのエッジは基本的にはスキーと同じで、雪面に食い込ませて滑ったり止まったりするための重要な部分です。

f:id:yukihori-oyaji:20170107195207j:plain

不要なエッジ

しかしながら実際には活用されない部分にもエッジが取り付けられていますので、その部分については丸めておいた方が板の取り扱いも安全性もメリットがあります。 この作業が「ダリング」と言われているわけですが、 具体的にはキックとかシャベルと呼ばれているノーズやテールのそり上がりの部分についているエッジを安全のために丸めまくるのと、板のサイドカーブが反転するところ(幅が一番広いところ辺り)のエッジを板のコントロールがし易いように微妙に調整しながら丸めるのと、二種類のダリングがあります。

経験

「安全」目的のほうは共通ですが、「板のコントロール」目的のほうは人それぞれ、また、滑りのレベルやスタイルによって大きく変わってきますので、「ここをこれだけ丸めれば正解」というものではありません。自分自身で経験を重ねながら見つけていくものだと思います。 (と、言いながら僕自身は見よう見まねでエイヤ!と、やってみたのがたまたまうまくいきました。。というよりエッジの捉えが云々言うレベルに到達していないだけかも知れません)

ビべリング

ダリングの他には、「ビベリング」という調整が有名です。 この作業は、エッジをシャープに研ぎ澄ます時に、意図的に傾きを生じさせることで逆エッジを発生しにくく調整したり、逆にガリガリ雪面に食い込んでいくように調整したりするものです。 いずれの調整もチューニングをしてくれるプロショップにやってもらうことをお勧めします。自分で出来ないわけではないですが、失敗したときに必ず後悔することになりますのでやめた方が無難です。

以下は、ダリングやビベリングについて大変わかりやすく説明がされているサイトの紹介をしたいと思います。

ダリングについてビベリングについて

ワクシング(ワックスがけ)について

滑りに行く前、滑りに行った後、 いったいどんなことをすればいいの?
という声を聞くことが何回かありました。

せっかくなので僕が実際にやっているスノーボードのお手入れについて、その中でもワクシング(ワックスがけ)を紹介したいと思います。

ワックスって?

まずはじめに皆さんが「ワックス」と聞いてイメージするのはどんなものですか?

 大きく分けると、上の写真でいう左側の「スプレータイプワックス」と右側の「固形ワックス」になります。 「スプレータイプワックス」は、ワックスが溶剤で溶かされた状態で缶容器に入っているので、どこでも簡単に単体で板に塗ることができます。 かたや「固形ワックス」の場合、ワックス自体が冷えて固まっただけのブロック状態なので、アイロンなどで溶かしながらでなければ板に塗ることが出来ません。

長持ちさせたい

 しかしながら、ワックシングの目的は「雪上で板を滑りやすくすること」ですし、少しでもその状態を長持ちさせたいという思いがありますので、僕の場合は「固形ワックス」をアイロンで塗っています。 スプレータイプワックス自体が悪いわけではないんですが、しっかりと汚れや古いワックスを取り除いてから新しいワックスを板に染み込ませたいとなると、手間はかかりますが「固形ワックス」のアイロンがけがオススメです。

いつやるの?

 アイロンがけには電源が必要なので、基本的にはスキー場に行く前に自宅で行う必要があります。また、理想的には前回の帰宅後になるべく早く行うことをオススメします。 板を初めて使う前なら出発前になりますが、一度板を使用すると少なからず板は汚れますので、アイロンがけのワクシングの最初のステップでワクシングペーパーなどを使いながら汚れや古いワックスを溶かしだして取り除きます。  キレイにしてからベースワックス、トップワックスの順に根気よく染み込ませていきます。(正直言うと面倒くさいときや時間が無いときにはベースだけで終わらせる事も少なくはありません、、、)
  
アイロンがけでワクシングすると、ワックスが分厚くソールに付きますので、滑るまでにはスクレイパー等で削り落として、そのあとさらにブラッシングまでしてソール面のしあげをするのですが、この作業はなるべく滑る直前までしないようにしています。 その理由は、分厚くソール面に付着したワックス層が、スノーボードのソール面を酸化等のダメージから守ってくれると信じているからです。

因みに僕の愛用ブランドはホルメンコールです。

細かい手順調べには、以下のリンクを活用してください。


手順の参考(ホルメンコールのページ)

雪彫親爺のお気に入りギア紹介

はじめてのスノーボード「準備編」(道具選びや心構え)』で 道具について触れてみましたが、ここでは僕自身が愛用しているスノーボードギアの紹介をしてみます。
何かの参考になれば幸いです。

※各ギアごとの『「XXX」を探してみる』をクリックすれば、楽天市場で対象ギアの検索ができます。※

足回り

インソール

まずはインソールです。 こいつはスノーボードをまじめにやり始めた10年前から、変わらずにシダスを愛用しています。 下の検索リンクから買えるようなタイプの「お手軽さ」は抜群ですが、僕の愛用は専門店でカスタム成型してもらうタイプです。 足形は人それぞれ千差万別なので、市販のタイプがぴったり合う人はラッキーですが、僕の場合は「熱成型タイプ」を選びました。

「シダスのインソール」を探してみる(by 楽天)
f:id:yukihori-oyaji:20170105173754j:plain

ブーツ

次の足まわりはブーツですが、ソフトブーツはDeelux、ハードブーツはUPZ RC-10を選んで使っています。ソフトブーツにDeeluxを選んだ理由は、足の甲が少し幅広いのでサーモフィット(熱成形)タイプのインナーが使いたかったからです。 ハードブーツは、実は最初ソフトブーツと同じ理由でDeeluxを使っていたのですが実際にショップでUPZに足を入れてみたら、サーモフィットインナーでなくても意外としっくりきたので今は気に入って使っています。初中級者には少し堅めに感じるかも知れません。 嫁さんはG-Styleを使っていますが、UPZに比べると少しシェル材がソフトに感じますので、こちらの方が初中級者には向いていると思います。

「Deeluxのブーツ」を探してみる(by 楽天)
「UPZのハードブーツ」を探してみる(by 楽天)
「G-Styleのハードブーツ」を探してみる(by 楽天)

f:id:yukihori-oyaji:20170105173503j:plain

バインディングと板

足まわりの最後に板とバインディングですが、こちらはかなりマイナーです。どちらもフォルクルで、板はRT163といってアルパインスラローム用です。スキーでは結構有名なメーカーですが、スノーボードでは知らない人も多いかも知れませんね。 フォルクルのアルパイン板は既に入手困難ですので、次に使ってみたい板としては、GRAYかOGASAKAです。

「GRAYのスノーボード」を探してみる(by 楽天)
「OGASAKAのスノーボード」を探してみる(by 楽天)
f:id:yukihori-oyaji:20170105174247j:plain

小物関係

 次は小物類です。『[はじめてのスノーボード「準備編」 失敗しない道具選び その7』でも書いていますが、僕の一番のこだわりはゴーグルです。

ゴーグル

視界の広さや個人的なデザインの好みからOakleyを愛用しています。 因みに嫁さんは価格重視でSpoonを使っていますが、こちらのコスパも結構良い感じではないかと思います。

「Oakleyのゴーグル」を探してみる(by 楽天)
「Spoonのゴーグル」を探してみる(by 楽天)
f:id:yukihori-oyaji:20170105174550j:plain

ウエア関係

 さて最後にウエア関係ですが、こちらは正直アウトレットモールで型落ちのColombiaを衝動買いしただけ、というものですので、 デザイン、機能性、コスパのバランスさえとれていれば何でもOKだと思っています。 すみません。

「Colombiaのウェア」を探してみる(by 楽天)

以上で僕のお気に入りギアの紹介は終わりです。 皆さんにとっての素晴らしいお気に入りギアが見つかると良いですね!

第二十三回鬼斬入門(最終回)

さて、第22回の続きで、尚且つ「鬼斬入門」の最終回です、、


スポーツ全般に言える事だと思いますが、

言葉で聞いてすぐ出来るなら誰も苦労しないし、

チャレンジもしないでしょう。

 

積み重ねの練習で自分の体の感覚で掴んだ時に

初めて『あの人が言ってた事』がわかる。

 

『あぁ、この感じね!ナルホドね、でも俺ならもっと別の表現するね』

ってかんじで、また新たな表現が誕生。

 

それを聞いた次世代の人達は

『あの人達、みんな違うこと言うよね~』ってボヤく。

ほんでその人達が積み重ねの練習で‥‥

 

わかりましたね?

みんな上手く伝えたいだけ。

ただ、スノーボードのスタイルは1つじゃないし、

伝えたい事も沢山有りすぎる。

 

だから次世代の人達が注意すべきポイントは、

自分が好きなスタイルを選んで、その中でも

『あの人(A様)みたいに滑りたい』と思える人を

自分自身で選ぶ事。

 

他の人が言ってくれる事は大切に覚えておいて、

A様に『Bさんに言われたけど…』って聞いてみる。

ここは必ずA様に聞く事!!

CさんDさんに聞くと更に迷うだけ。


そして何よりも大事な事は

自分で考えながら練習を積み重ねる事、


『あぁ、この感じね!』って思えるまでね・・・・・・

 

 

以上、鬼斬入門でした。

 

 最後まで読んでくれて本当にありがとうございます。

皆さんのスノーボードライフに少しでも役に立てば光栄です。

 
f:id:yukihori-oyaji:20161124215144j:image

 

 

<<<もどる / ブログトップへ>>>

第二十二回鬼斬入門

さてさて、お待たせ(?)しました。


前回の宿題をやってくれた皆さんは、写真を見た時点で多分既に答えが判ったんじゃないかと思います。

 

『いろんな人が色々な事を言うからどれが正しいのかわからない』理由が。

 

『たまご』の説明ひとつでも人それぞれ違うし、玉子自体にも色々種類がある。

 

そりゃあスノーボードにしたって同じ事ですね。


みんな一生懸命に『たまご』の説明をしたいだけ。


おいしい食べ方だったり、見た目の色だったり、大きさだったり、種類だったり・・・

 

・・・次回に続く、、、


f:id:yukihori-oyaji:20161124101952j:image

 

 

<<<もどる / 次を見てみる>>>

第二十一回鬼斬入門

 皆様、練習の成果はどうですか?

 

初めてスノーボードにチャレンジする人、

ターンが出来るようになった人、カーヴにハマった人、

検定に挑む人、大会に出る人……


皆それぞれにこれまでの経験で何かを得ていると思います、

頑張ってますね!


そんな中で新しい何かにチャレンジしている人は、

誰かに教えてもらったりしていると思います。

 

特に複数の人に教えられている人は

『いろんな人がいろんな事言うから、どれが正しいか判らない』

ってな事になる人もいると思います。

 

かくいう私自身もそうでした。


そーいうワケで次回からは考え方について書いてみたいと思います。

 


では、次回までの宿題。

 

『たまご』についての貴方なりの説明を

言葉にしてみてください。


f:id:yukihori-oyaji:20161124101415j:image f:id:yukihori-oyaji:20161124101422j:image

 

 

<<<もどる / 次を見てみる>>>

第二十回鬼斬入門

今回はいつもと一風変わって理論ではなく練習法をひとつ。


少し前からショートターンが話題になってますのでリクエストにお答えしましょう。
ただしここに挙げる練習法はあくまでも個人的に思いついたものなので参考程度に利用してくださいね。


f:id:yukihori-oyaji:20161124095409j:image

まず上の図の説明から始めますと、赤色の「丸」と「棒」はスタンスです。

赤と青、それぞれがFSとBS(レギュラーとグーフィーはFSとBSが逆になりますが・・・)です。


レギュラースタンスを例にして説明しますと、まず「赤丸1」に左足の母指球で立ち、次に「赤丸2」に右足の母指球で立ちます。

次は同様に「青丸3」に左足踵、「青丸4」に右足踵でたちます。

 

これを繰り返して徐々にリズムを早めていけばショートターンの練習になると思います。
この際とっても大切なのが目線と上体の向き。図中の矢印に向けて固定してください。


この練習で股関節を中心としたボードのノーズ・テールのコントロール感覚とエッヂング、加重の前後移動を一連の動作として体に染み付けてから雪山に向かって下さい!!!

 

 

<<<もどる / 次を見てみる>>>