snowboard

スノーボード「初めて」から「カービング」への道のり

四十路を歩む雪彫親爺の戯言(遅咲きスノーボードインストラクターの覚え書き)

「実践編」 その7 (3.01.道具を知る -3)

さて、身体の次はブーツです。


本記事の前編(-準備編-)で用意した「スネをすべて覆う靴下」を履いた足をブーツにいれたら、まずは軽く床面に対して「カカト落し」を何回か食らわしてやってください。


カカトと、アキレス腱がブーツにしっくり収まったら、足の指をグッパグッパと動かしてみてください。パッと足の指を伸ばしきった時に、「インナー」ブーツの内側に指の先が触れるか触れないかぐらいがちょうど良い具合の大きさだと思います。

指が伸ばせないなんていうのは小さすぎて、すぐに足が痛くなりますし、逆に大きすぎるのも良くありません。


話の途中に、さりげなく登場した「インナー」ですが、通常はスノーボードのブーツは2重構造になっています。

f:id:yukihori-oyaji:20160812202841j:image

その内側が「インナーブーツ」であり、外側が「アウター(別名:シェル)というわけです。ブーツについてだけでも、あと何ページも書けてしまえそうですが、ひとまずここでは控えておきましょう。

インストラクターならば、ブーツについて何時間も語るひとも珍しくもありません。

f:id:yukihori-oyaji:20160812202902j:image
さて、お話を戻しまして、ブーツの大きさの確認ができたら、次は「シューレース(ひも)」の締め上げです。

シューレースは、1 番下(つま先側)から「ひと目」ずつ、しっかりとしめ上げていきます。


よく見かける NG パターンは、ユルユルのままで余ったヒモをまるめてインナーと「タン」のすき間に詰め込んでいる、というものです。

なぜそうしたのかを聞いてみると、

「きつくしめたら血がとまって痛くなりそうだったから」

「ゆるいほうが動きやすくて、歩きやすかったから」

というような答えが多く返ってきます。

気持ちがわからないこともないですが、これは残念ながら大きな勘違いです。

 

ブーツのシューレースは、自転車や車のタイヤなどの部品を固定するための、ボルトやナットだと考えるようにしてください。

すなわち絶対にゆるんでいてはいけない部分だということになります。
ここに詳細な締め上げかたを書くよりも、自分自身が精いっぱい工夫して締め上げたほうが「こだわり」に結びつきやすいので、いろいろ試しながらそれぞれの Best ソリューションを探し出してみてください。


ココで避けるべき状態は、「ゆるい」と、「血が止まって足が痛い」の、両極端だけです。

 

またまた余談になりますが、私が好きな言葉で表現すれば、「いいかげん」となります。ルーズという意味ではなく、「ちょうど良い絶妙の力かげん」という意味での「良い加減」です。

 

 

<<<もどる / 次を見てみる>>>