「実践編」 その15 (3.04.a 歩いてみる-1)

3.04.a) 歩いてみる 

最初は片脚(うしろ脚)をスノーボードから外した状態で歩いてみよう。

 

イ: まずは「うしろ脚」を雪面につけたままで、スノーボードに固定した「まえ脚」を少しだけ(30 ㎝以内)進行方向に滑らせるようにずらしてみる。


ロ: 次にうしろ脚を前脚の近くの雪面につきなおす。(フロントサイドでもバックサイドでも、どちら側の雪面でも OK 。)


これの繰り返しで平地を歩いて行くわけだ。
5~10 歩程度歩いたら方向転換にもチャレンジしておこう。


方向転換には「フロントサイド回り」と、「バックサイド回り」の 2 通りのパターンがある。

 

「フロントサイド回り」

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イ: まずは、うしろ脚をスノーボードのフロントサイドの雪面(まえ脚つま先付近)につく。


ロ: うしろ脚のつま先を方向転換したい方向に向ける。(180°方向転換の場合、スノーボードのテール方向につま先を向ける事になるので、相当なガニ股状態になる。)


ハ: うしろ脚だけで立ち、まえ脚をスノーボードごと持ち上げる。(完全にスノーボードが雪面から離れるのが理想的だが、恐らく最初の頃はスノーボードのテールが雪面から離れずに苦労する筈だから、頑張って練習してほしい。)


二: 持ち上げたスノーボードのノーズを一気に方向転換したい方向に向けて回し込む。(レギュラースタンスの場合では「時計回り」、グーフィースタンスの場合では「反時計回り」になる。)

 

「バックサイド回り」

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イ: まずは、うしろ脚をスノーボードのバックサイドの雪面(まえ脚カカト付近)につく。


ロ: うしろ脚だけで立ち、まえ脚をスノーボードごと持ち上げる。


ハ: 持ち上げたスノーボードのノーズを一気に方向転換したい方向に向けて回し込む。(レギュラースタンスの場合では「反時計回り」、グーフィースタンスの場合では「時計回り」になる。)


どちらの場合も「うしろ脚」を軸にして行なう回転運動になるが、長いスノーボードを振り回す動作なので、まずは周囲の安全確認(小さな子供などが回りにいる場合は、必ず少し離れた場所まで移動してから)を忘れないでほしい。

 

 

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