スノーボード「初めて」から「カービング」への道のり

遅咲きスノーボードインストラクター雪彫親爺の戯言

雪彫親爺の戯言

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「実践編」 その19 (3.04.c チョっと滑ってみる)

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3.04.c) チョっと滑ってみる 

登行にチャレンジして少し斜面の上まで登ったなら、せっかくなのでチョっと滑ってみると良い。

5 歩~10 歩程度の登行が良い。 

あまり頑張って登り過ぎると疲れるし、滑る距離が長くなってしまい、あまり良い練習にならない。

短かい距離の緩斜面で何回も繰り返すのがBest 。


登行から滑り始めるまでに、少し難関が待ち受けているが、ここに書いてある通りにやってみれば、きっと数回で慣れると思う。



イ: 平地から斜面上方に向かって 5 歩~10 歩程度の登行が完了したら、少し休憩しながら「うしろ脚」をスノーボードよりも谷側(スノーボードよりも斜面下方)に、つきなおす。


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ロ: うしろ脚だけで立つようにして、「バックサイド回り」の方向転換を行なう。

ノーズを向ける方向は斜面下方(フォールライン方向)になるが、この時点では絶対に「まえ脚」に体重を乗せない事。
あくまでもうしろ脚を軸にして立つようにしなければ、スノーボードが滑り始めてしまうからだ。


ハ: 方向転換が完了したら、基本姿勢を再確認してから目線を進行方向(斜面下方遠方)に固定する。


二: 心の準備が出来たら、一気に「まえ脚」に体重を乗せていく。

ビクビク、ジワジワでは、スノーボードがどんどん滑り始めて、身体がおいていかれる。一瞬で軸足を入れ替えるようにしてほしい。

 

ホ: 余った「うしろ脚」は、デッキパッドの上に「軽く乗せ」ておくようにする。

基本的に「うしろ脚の足裏」に体重を感じない状態を理想として、何回も練習を繰り返すのがお勧めだ。


へ: 目線、基本姿勢、「まえ脚」加重をキープする事だけに集中して、只々滑る。

平地から 5 歩~10 歩程度しか登っていないはずなので、何もしなくても自然に停止できるはずだ。
もし人にぶつかりそうになる等の理由で、どうしても停止する必要がある時は、「3.02」で練習した見事なコケ方の出番だ。躊躇わずに綺麗にコケて止まってほしい。

※うしろ脚を雪面について止まろうとするのは、余計にスノーボードを加速させてしまったり、自分自身の怪我につながる危険もあるので、極力避けるように!※


今では笑い噺だが、僕のスノーボードデビュー当日は、ほとんどこの練習だけで 1 日を終えた。


何故そんなにストイックに「登行」&「チョっと滑り」だけを練習したのかを明かすと、ゲレンデに連れて来てくれた先輩が僕にこの練習を教えた後、すぐに自分だけリフトに乗って何処かに姿をくらましたまま、夕方まで戻って来なかったからだ。


他に何の練習をして良いのかサッパリ判らなかったので、ただひたすらこの練習だけをしていた。

 

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気づいた時には夕方で、戻ってきた先輩には「まだそんな事やってたの!?」と呆れられた。


けれども今思えば、コレこそが今の自分の滑りの基礎を固めた練習だったと感じる。


基本姿勢、目線、軸足を自在に使い分けた体重移動、足裏感覚、等々ほぼ全ての滑りの要素が含まれた練習になるので、やればやるほど貴方の未来のスノーボードライフが輝きを増す筈だ。

 

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