「実践編」 その26 (3.06.まがる-2) 

中級より先の滑りにはスピードに負けない運動や動作が求められてくるので、やはり目線や身体で動きを先導して、それに反応して板が追従してくるというスタイルでなければ、「板に乗せられている滑り」を脱することは出来ない。

 

もうひとつ、身体の「傾き」にも注意してほしい。
身体(体軸)の傾きは、中級より先のカービングターン等に用いる技術なので、カッコよく雪面に手を擦るほど体軸を傾けてターンをするイメージは、一旦忘れて練習に取り組む事をお勧めする。

初期の段階でスピードを出してターンをする様な事は、基本的には無い。


この練習で体軸を傾けてしまうと、エッジが雪面に引っ掛かり、折角回転を始めようとしている板の運動を妨げてしまうだけではなく、身体の回転軸自身がブレやすくなっててしまうので、良い事なしだ。


纏めて言うと、
「目線」でターン方向を見定め、身体全体を使って「腰」のハンドルを水平に回し込み、「まえ脚」を使って板に回転運動を伝える事でターンを完成させる。

 
f:id:yukihori-oyaji:20160902210450j:image

 

 

<<<もどる / 次を見てみる>>>



↓↓雪彫親爺のサテライトブログ↓↓

courage-for-dream.hatenablog.com