ショック
ガリッ!!!
シーズン初めや終わりがけの雪が少ない時に、雪上の小石などを踏んでしまい、スノーボードのソール面に傷が入っちゃった!!
どうする?
、、、どうすれば良いのか?
大事な大事なスノーボードの命とも言えるソール面、、、
奮発してちょっといいやつ買ったのに、、、
あきらめてそのまま使う?
自分で出来るメンテナンスって何かある?
安心してください
安心してほしい、対策はある。
対策はある、、、が、、、
かなりの勇気と大きな決断が必要だ。
自信が無い人は無理をせずに、ボードを買ったショップやチューンショップに相談してほしい。
本題
で、ココから本題。 ソール面に大きなキズがついてしまった場合に、自分で出来るメンテナンスについて書いていく。
覚悟
このメンテナンスは、あくまでも自己責任であることを覚悟する必要がある。
あとで出てくるが、傷をさらにエグるような作業もあるので、最悪の場合スノーボードが使えなくなるかも知れないという覚悟が必要だ。
また、リペアした部分は見た目でもすぐにわかるし、ワックスのかかり具合も違ってくる。
余談になるが僕の場合は勇気も無く、なかなか覚悟も出来なかったが、それ以上にお金が無かったので、勢いでチャレンジしてみた。
手順
では、ここからようやく手順の概要。
「その1」
リペアキャンドル、
メタルスクレーパ、
サンドペーパーとコルクブロック、
波目ファイル、彫刻刀、古新聞等を用意する。
リペアキャンドルには大概のメーカでは白か黒が用意されているので、自分のソールの色に合わせて選んでほしい。
(といっても黒いソールの人以外は白しか選べない)
リペアキャンドル
↓↓
メタルスクレーパ
↓↓
コルクブロック↓↓
サンドペーパー↓↓
「その2」
とにかく汚れやワックスを取り除く。
市販のワックスリムーバーでしっかりと落としてほしい。
目的は、汚れや古いワックスが傷口や傷口周辺に残っていると、せっかくのリペアキャンドルが傷口に密着出来ず、あっさり外れてしまうからだ。
「その3」
キャンドル材とソール材の接着面積を増やしてしっかりとつける目的で、あえて彫刻刀で傷口を少し広げる。
シンタードベースのソールをチョイスしている人なんかは涙が出そうになるかも知れない。
「その4」
古新聞等を敷いて、リペアキャンドルが溶けてポトポト落ちても良い状態にしてから、リペアキャンドルに火をつけ、炎からススが出なくなるまで待つ。
(この時点で結構待つのでキャンドルも減る。)
「その5」
傷口以外の部分には垂らさないように気をつけながら、いよいよスノーボードのソール面にリペアキャンドルを垂らしていく。
少し盛り上がるぐらい垂らしてほしい。
「その6」
接着性を高めるために、垂らしたリペアキャンドルが冷えて完全に固まってしまう前に、メタルスクレーパの平らな部分を使ってソール面にリペアキャンドルを押さえつける。
「その7」
リペアキャンドルが冷えて完全に固まったら、メタルスクレーパを使って余分に盛り上げたリペアキャンドルの部分を荒削りしていく。
「その8」
コルクブロックにサンドペーパーを巻きつけたものを使って、最終仕上げをする。
あくまでも素人リペアの範囲なので、だいたい平らになればOKだ。
★ワンポイントアドバイス
波目ファイルを使うと、健全なソール面とリペア面のツライチが出やすくなる。
お疲れさま、うまく行っただろうか?
少しわかりにくいところもあるかと思うので、下のリンクから本家ガリウムさんの解説ページへのリンクもあげておく。
(最初からそうすれば良かった?)