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シンタード? エクストルード?

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シンタードソールとエクストルードソール

スノーボードのソールには大きく2種類あります。 聞いたことありますか?

「シンタード」と「エクストルード」… いったい何が違うのでしょうね?

ちょっと調べてみましょうか。。。

“Sinter" は日本語で「焼結」

“Extrude" は日本語で「押し出し」

スキーやスノーボードのソール材に使われるポリエチレン等の熱可塑性樹脂は、熱を加えるとドロドロの液体状に溶けます。そして冷えるとまた固まります。 この性質を利用して「粒状」の樹脂素材を加熱により溶かします。 その次に冷やして固める訳ですが、ここに大きな違いがあります。

f:id:yukihori-oyaji:20170709061209j:plain ←ポリエチレンの電子顕微鏡写真

スキーやスノーボードは、中心となる「コア材」、デッキ面になる「トップシート」、等々の様々な「シート状」の素材を重ね、貼り合わせた構造になっています。 ここでは、ソール面になる「シート」を形成する方法の違いを見てみましょう。

エクストルードの場合

ドロドロに溶かした樹脂素材を、スリット状の吐出口から「押し出し」して冷やすことでシート状に成形するやり方です。

<メリット>

溶かして押し出すだけのシンプルな工程で、コストを抑えることが出来るので、安価で販売されます。

<デメリット>

押し出し成形出来るのは「分子量」が低い素材の特徴でもあるので、ソール素材に求められる「硬さ」や「ワックスの浸透性」を出しにくくなります。

シンタードの場合

ドロドロに溶かした樹脂素材を、円柱状の型で冷やして塊状に成形します。その塊から薄く「削り出し(Skiving)」する事でシート状のソール材を作ります。 【大根のカツラ剥きのイメージです】

<メリット>

高い分子量の素材で生産出来る工程なので、ソール素材に求められる「硬さ」や「ワックスの浸透性」を出し易くなります。

<デメリット>

工程が多く、コストが掛かるので、高価で販売されます。