スノーボード「初めて」から「カービング」への道のり

遅咲きスノーボードインストラクター雪彫親爺の戯言

「カント」と「リフト」

スポンサーリンク

「カント」

聞いたことは有るだろうか?

フリースタイルの人は、あまり意識する事が無いのかも知れない。

アルペンスタイルの人は、気にしている人も多いかも知れない。

「カント(cant)」とは、「傾く」「斜めに位置する」と言う意味の言葉だ。

何の傾き?と言われれば、僕の表現で表すなら「立つ面」の傾きになる。

フリースタイルのバインディングを細かく観察すると、足の小指側が少しだけ上がっている(高くなっている)モノも有る。

アルペンスタイルのバインディングを細かく観察すると、バインディングと板の間に、ブロックやディスクやプレートが挟まれているモノも有る。

f:id:yukihori-oyaji:20170709062845j:image

 何のために?

 様々な意見と考え方が有るので、ここに書いている事も、ただの「考え方」の一つだと捉えてほしい。

 僕の場合、難しい事は抜きにして「関節を楽にしたい」という目的に絞って考える。

判りにくいかも知れないので、少し補足しておく。

f:id:yukihori-oyaji:20170709063936j:image

裸足になって、堅い床の上で試してほしいのだが、

スノーボードの基本姿勢を意識「しないで(進行方向に体を向けないで)」両脚を自分のスタンス設定幅辺りまで「広げて」立ってみてほしい。

「親指の付け根」と「かかとの内側」への荷重の偏りを感じないだろうか?

「感じない」と思う人は、カントについて考える必要は無いので、ここで終了だ。


 「感じる」と思う人の為に続ける。

スノーボードをする場合「足の裏全体」で「板」に加重したいと思うので、「小指側」や「かかとの外側」が「浮いている」状態は、少し「もったいない」。

なので、浮いた隙間を無くすために足裏を床(板)にベッタリとつけたくなる。。。

が、そうすると股関節や膝間接の動きを制限する原因になる「無理な姿勢」になってしまう。

その状況を改善するために「浮いている隙間」に挿入する「【くさび】の役目」を果たすのが「カント」プレートだと考える。

f:id:yukihori-oyaji:20170709070532j:image

これで、無理な姿勢をとらなくても「足の裏全体」で「加重」できるようになる。

「リフト」

 「カントは良しとしても、リフトはどうなんだ?」

「いつもゲレンデの上に登るときに乗ってるぞ!」

と、突っ込みやボケをかましてくる人も居るかも知れないので「リフト」についても書いておく。

とはいえ、僕の考え方は「リフト」の場合も「カント」と同じだ。

これも、裸足になって、堅い床の上で試してほしいのだが、

今度は、スノーボードの基本姿勢を意識「して(進行方向に体を向けて)」両脚をスタンス幅辺りまで「広げて」立ってみてほしい。

前脚(レギュラースタンスの場合では、左脚)の「かかと側」と、後ろ脚の「つま先側」への荷重の偏りを感じないだろうか?

「感じない」と思う人は、リフトについて考える必要は無いので、ここで終了だ。


「感じる」と思う人の為に続ける。

つまり、股関節の動きに対して「前後の動き」に応じて生じる「つま先側」と「かかと側」の「加重ムラ」を改善するために挿入する「【くさび】の役目」が「リフト」プレートだと考える。

一番感じやすいのは、1枚の板に縦乗りする「SKWAL(スクォール)」のライダーさんかも知れない。

f:id:yukihori-oyaji:20170709072833j:image

 

最後まで読んでくれた事に、感謝。