「実践編」 その26 (3.06.まがる-2) 

中級より先の滑りにはスピードに負けない運動や動作が求められてくるので、やはり目線や身体で動きを先導して、それに反応して板が追従してくるというスタイルでなければ、「板に乗せられている滑り」を脱することは出来ない。 もうひとつ、身体の「傾き」に…

「実践編」 その25 (3.06.まがる-1)

3.06.まがる- (まがるきっかけを覚える) スノーボードの曲がる要素とは、いったい何だろうか? 一つはスノーボード自身に設計段階から備わっている「サイドカーブ」と板の「たわみ」だ。 サイドカーブとは、スノーボードのフロントサイドエッジとバックサイド…

「実践編」 その24 (3.05.とまる-5)

バックサイドエッジやフロントサイドエッジを使って「とまる」際に重要な「ふたつの要素」について考えてみよう。 ひとつめは、「雪面抵抗」だ。 雪面抵抗が一番少ない状態が、フルアクセル & ノーブレーキと言うことになるが、それは一体どういう状態だろう…

「実践編」 その23 (3.05.とまる-4)

さて、そもそもリフトに乗った目的は、本題の「とまる」練習をするためだ。 教則本等にある「とまる」練習の方法によれば、 フロントサイドエッジ及びバックサイドエッジの両側を練習する必要があるので、「どちらか片側しか出来ない」という状態はゴールで…

「実践編」 その22 (3.05.とまる-3)

さて、前置きから異常に長々と書いてしまったが、ようやく本題の「とまる」について見て行く。 「とまる」動作とは、バックサイドエッジ(かかと側)か、フロントサイドエッジ(つま先側)、もしくは両側のエッジを使いながらやって行くわけだが、これまでとは大…

「実践編」 その21 (3.05.とまる-2)

自動車の各部品はスノーボードの場合、以下の要素に相当する、と僕は考えている。 a) ハンドルは、「目線」と「腰の回転」 見た方向、向いた方向に曲る。 (詳細は次の 3.06 にて説明する) b) ブレーキは「とまる」技術 練習して技術を磨けば磨く程、高性能の…

「実践編」 その20 (3.05.とまる-1)

-3.05.とまる- やれやれ、前節の「なれる」は少々長かった… しかしまぁ、それ程重要なステップだったと言う事もできる。ここまでの練習を充分にやってきた貴方なら、この先は飛躍的に加速して上達して行くはずだ。 しかし、逆にここまでの練習をルーズにして…

「実践編」 その19 (3.04.c チョっと滑ってみる)

3.04.c) チョっと滑ってみる 登行にチャレンジして少し斜面の上まで登ったなら、せっかくなのでチョっと滑ってみると良い。 5 歩~10 歩程度の登行が良い。 あまり頑張って登り過ぎると疲れるし、滑る距離が長くなってしまい、あまり良い練習にならない。 短…

「実践編」 その18 (3.04.b 登ってみる)

3.04.b) 登ってみる 歩くことに慣れてきたら、次にチャレンジしてみるのは斜面の上に向かって歩く「登行(とこう)」だ。 登行の際の進行方向は、日常で歩く方向と同じ方向と同じ。 まずは、斜面の上に向かって立つ。 うしろ脚は板のフロントサイドの雪面につ…

「実践編」 その17 (3.04.a 歩いてみる-3)

目線の使い方に慣れてきたら、次に意識するのは身体の向きだ。 スノーボードには「基本姿勢」と呼ばれる姿勢がある。 判りやすく表現するならば、普段リラックスして立っている姿勢からヒザを軽く曲げて、次に顔だけを進行方向(レギュラースタンスの人は左横…

「実践編」 その16 (3.04.a 歩いてみる-2)

方向転換が出来たら、再び歩行の練習だ。 しっかりと進行方向を見て歩きはじめてみてほしい。 ここで言う「進行方向」とは、歩いて行く向きを指すが、スノーボードの場合では歩く向き(方向)が通常歩く向きとは異なる。 人が通常歩く方向は身体の正面になるが…

「実践編」 その15 (3.04.a 歩いてみる-1)

3.04.a) 歩いてみる 最初は片脚(うしろ脚)をスノーボードから外した状態で歩いてみよう。 イ: まずは「うしろ脚」を雪面につけたままで、スノーボードに固定した「まえ脚」を少しだけ(30 ㎝以内)進行方向に滑らせるようにずらしてみる。 ロ: 次にうしろ脚を…

「実践編」 その14 (3.04.なれる)

-3.04.なれる- 「自転車と同じようにスノーボードも最初から乗りこなす事は出来ない」という事が、頭では理解できていても、やはり早く滑りたいのは誰しも同じだ。 でも、思い出してみてほしい。 自分がどうやって自転車に乗れるようになったのかを 、、、 「何…

「実践編」 その13 (3.03.たちあがり、そしてまたコケる)

-3.03.たちあがり、そしてまたコケる- スノーボードの転倒は、予期せぬタイミングで突然やって来るので、何度も何度も繰り返してコケる練習をしておかなければ、身体が反射的に動いてくれない。 なので、何度も繰り返してコケる練習をするために、何度も立ち…

「実践編」 その12 (3.02.コケ方を覚える -3)

前に向かってうまくコケられるようになったら、次はバックサイド(うしろ側)へのコケかたを練習してみよう。 うしろ向きにコケる動作は、見えない方向への運動だから、前向きにコケる時よりも「恐い」と感じる人も多いかも知れない。 それは、「コケたら痛い…



↓↓雪彫親爺のサテライトブログ↓↓

courage-for-dream.hatenablog.com