スノーボード「初めて」から「カービング」への道のり

遅咲きスノーボードインストラクター雪彫親爺の戯言

「実践編」 その18 (3.04.b 登ってみる)

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3.04.b) 登ってみる 

歩くことに慣れてきたら、次にチャレンジしてみるのは斜面の上に向かって歩く「登行(とこう)」だ。


登行の際の進行方向は、日常で歩く方向と同じ方向と同じ。



まずは、斜面の上に向かって立つ。

うしろ脚は板のフロントサイドの雪面につくが、この時のスノーボードの向きに気をつける必要がある。


スノーボードをする際に常に基準となるものに「フォールライン」と呼ばれるものがある。


これは実際に目に見える線ではないが、重力が働く方向を示している言葉。


少し難しい印象を持つかも知れないが、判りやすく表現するなら
「ボールを斜面 に置いた時に、ボールが自然に転がり落ちて行く方向」
と言うことになる。


登行の際には、このフォールラインに対して常にスノーボードを垂直の関係に保つようにしてほしい。

それができていない場合は、スノーボードが横方向に流れてしまうので、そうならないようにすれば垂直の関係が取れていると言うことになる。


そしてスノーボードが縦方向にズレて行かないようにする為に、フロントサイドのエッジを斜面に突き刺す様にして「エッジを立て」てる。

ちなみに「まえ脚」の「ヒザ」を雪面に近付けるようにすれば、自然とフロントサイドのエッジが立つ。


それでは、ようやく実際の「登り方」の説明に入る。


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イ:「うしろ脚」を斜面上方に小さく一歩踏み出す。


ロ:「まえ脚」を「うしろ脚」のカカト付近につきなおす。(フォールラインと板の向きの関係に注意!)


ハ:上記の繰り返し

 

たった 2 ステップの動きだが、これがまた慣れるのに非常に時間がかかるはずだ。


「まえ脚」につけたスノーボードが非常に重く感じるので、頭では理解出来ていてもなかなかフォールラインとスノーボードの垂直の関係が保ちにくい。


しかし、ここも自転車の練習と同じだ。

「兎に角」何回もやって身体が覚えるのを待つしかない。


この時なるべく足元を見ずに、脚の感覚だけで探るようにしてみてほしい。

 

進行方向を見る「目線」を養う絶好の機会だ。

 

 

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