第十九回鬼斬入門

「目線はターンの大きさに左右されない」と言う事がわかった所で、次は加重について見てみる。


小さなターンで大きなターンと同様に半円を描くためには、スノーボードを更にタワマせる必要があるので、沢山力をかける事になる。

 

、、、これも嘘だ。

 

スノーボードをタワマせる加重とは重さではなくエネルギー。

イメージとしては(力÷時間)になる。


ターン中にゆっくりと力をかけるとエネルギーは分散され、スノーボードのタワミは小、ターン弧は大。

 

同じ大きさの力を素早くかけるとスノーボードのタワミは大、ターン弧は小。

f:id:yukihori-oyaji:20161124094935j:image

スノーボードのロングターンとショートターンを区別して考えすぎると、判りにくくなる。

大きめのターンから少しずつターン弧を小さくしていくと、その間のどこかで動作を省略し始めるポイントが見つかるはずだ。


その変化ポイントのターンリズムが貴方の滑りの「落とし穴」だ。


つまり貴方が苦手なのは、ショートターン手前の「小さめのミドルターン」のはずだ。
そこを練習する事で、ロングターンとショートターンの間に有る「イメージ乖離」は、次第に少なくなっていく。

 

つまりスノーボード滑走時のターン弧の大小に関わらず、同じだけの力をかける意識が重要だ。

 

リズムが早くなるだけなのだ。

 

 

<<<もどる / 次を見てみる>>>



↓↓雪彫親爺のサテライトブログ↓↓

courage-for-dream.hatenablog.com